近況報告
2008年 09月 28日
何をして楽しんでいるかと言えば音楽かな。
釣り仲間の「ねもちゃん」と釣り場で見たジョージ・ベンソンのDVD。
芋虫みたいな太い指と腎臓でも悪そうなむくんだ瞼を見て、今回で見納めかな?などと話をしていたら来日公演があるというので急遽観に行く事に決定。
■8月31日
東京JAZZ SUPER PLAYERS
◎ジョージ・ベンソン
◎フォープレイ
ボブ・ジェームス ネーザン・イースト
ラリーカールトン・ハーヴィー・メイソン
◎東京JAZZ SUPER JAM
フォープレイ&デヴィッド・サンボーン+サム・ムーア
待ち合わせ場所有楽町で(逢いましょう~♪)で歌の通り待ち合わせ。
注文してからやたら時間がかかるビールのおいしいで軽く数杯飲んでから会場に向かう。
ジョージ・ベンソンの評価は難しいね。
もちろんGuitar technicは半端ではない。 しかし今回のプレイは歌はともかく後半のGuitarは少しクレイジーで、例のオクターブ+1弦奏法やクロマティックが空間に飛んでいってしまい、戻れなかったという印象である。つまり最後はぐちゃぐちゃでした。
フォープレイはもともとGuitarはリー・リトナーであったのだが、4作目のアルバムを企画するなか多忙のためにレコーディングを延期。されにリトナーは自主レーベルの「i.e.ミュージック」を設立して忙しさで4枚目のレコーディング が困難になりネーザン・イーストがラリー・カールトンを招き入れたのである。
ラリー・カールトンの評価は前述のジョージ・ベンソンとはまるで対照的である。
偉大なるラリー・カールトンを評価するなんておこがましいが、常にダイレクトでレコーディングしてもOKって感じなんだよな。それと複雑なフレーズなんぞ使わなくてもペンタトニック1発でもGuitarの音色が言葉のように語り掛けてくれるみたい。
ベンソンがテンションを多用してJazzGuitarを奏で、ラリー・カールトンがペンタトニックだけで奏でるサウンドの違い、好みの分かれるところですな。
ウエス・モンゴメリーとジム・ホール以上にちがうもんね。
■9月27日
Blue Note東京
◎リー・リトナー デイブ・グルーシン
エイブラバム・ラボリエル ウィル・ケネディ
その売れっ子のリー・リトナーはジョージ・ベンソンやラリー・カールトンとは全く違う。
頻繁にGuitarを交換して音楽を楽しんでいる感じ。
ただ頻繁すぎてアンプにつなげるコードを付け忘れた事3回。(笑)
YAMAHAのサイレントGuitarは個人的にはあまり音が好きになれないな。
デイブ・グルーシンもラリー・カールトンと同じ玄人好み。
あくまで控え目でソロの後の拍手をするタイミングすらわからない。
エイブラバム・ラボリエルもネーザン・イーストもベーシストは目立ね。
最近は5弦Baseが流行なのね。
アンソニー・ジャクソンぐらい手が大きいと6弦でも普通」のこなしちゃう。
Blue Note東京の演奏が終ったのが23:30。
当然終電でも帰れないのでその後六本木へ向かう。
うわぁ~、ここはどこの国?黒人ばっかり!
一頃の上野の中東の人ばかりの京成上野駅みたいだ。
そんなポン引きの黒人さんを避けながら某Jazzライブハウスに入る。
そこで生演奏をまた聴いちゃったんだけど、Blue Note東京で飲んだ「グラッパ」が効いてきた。そこで岩盤浴のできるカプセルホテルへ向かう。
サウナと入浴をした後で寝床へ入るも熟睡できず。
夜が明けて外に出るとまたしても海外みたいな風景と言葉のやりとり。
そうだ、あの路上の黒人さんの中に無茶苦茶JazzGuitarの巧い人もいるのだろうな・・そう思いながら某デパートの北海道物産展に向かう我がいた。