喉元過ぎれば熱さを忘れる
2016年 01月 29日
次々と原発再稼動。
原発が水素爆発を起こしメルトダウンが始まった時に自衛隊のヘリコプターが飛んできてチョロっと小便の如く放水したパフォーマンスは何のためだろうと思ったね。
あれがパフォーマンスでなく現実に出来る原発事故の対処方法だったのであるのであれば再稼動はやばくないか?
ところで今年の4月から「電力自由化」になる。
電力会社だけでなく新たに参入する会社からも電気を契約できるようになる。
Pontaカードのコンビ二も参入する。
しかし電気を発電するのは既存の電力会社だけだし、送電線も全て大手電力会社の物を使用する。価格の自由化と言ってもその様な会社はポイント等々での顧客の取り込み狙いなのであろう。
それと原油価格が安い今になぜ「電力自由化」?
全ては原発再稼動のためのシナリオなのかと疑ってしまうな。
原発は火力より100億以上儲かるらしいから、少しばかり消費者に値下しても稼ごうってなわけだ。
本当に安全ならば巨額な費用を投じて造った原発だから稼動も全ては否定できないけれど、使った核燃料の処理や置いておく場所も決まっていないのが無責任だな。
ゴミを処理しないのは犬の散歩で糞を置いていく奴らと同じレベルだね。
久々雪掻きしびれたぁ~
原発は儲かるのですね。
昨年の九州電力の川内原発1号機、2号機に続き(2015年4~9月期の連結最終損益が450億円の黒字(前年同期は359億円の赤字)が原発再稼動でこんなに儲かっちゃうのですね。
高浜原発3号機 30日午前6時にも、原子炉で核分裂が連続して起きる「臨界」に達する予定で、4号機も2月下旬を目指して準備作業が進めているそうです。
大飯原発も名古屋高裁金沢支部に控訴した後、判決は確定していないため稼働させることも不可能ではないみたいですね。
茨城の高速増殖炉実験炉「常陽」も再稼働に向け、今年中に原子力規制委員会に安全審査の申請するみたいです。こちらは研究用なのですが「もんじゅ」規制委から運営主体の見直し勧告をたので「常陽」を使って高速増殖炉の研究を進めたいらしい。
高速増殖炉は通常の原発とは異なり、発電しながら核燃料として使った以上のプルトニウムが得られるそうです。
「もんじゅ」の前段階の施設として位置づけられているのが「常陽」なので先行きは「もんじゅ」をいつかは再稼動させるつもりなのでしょうね。ちなみに発電設備は持っていないのでウラン原爆より大きな破壊力のあるのプルトニウム原爆の材料は作れるそうです。
発電設備はなくてもプルトニウムが出来てしまう。
捨て場はどうするのでしょうね。