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真夏の日豊本線

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日豊本線の宮崎~南宮崎間 大淀川鉄橋
この場所はとても有名で人気のある撮影スポットだった。
当然カラーで撮影した物も多々あるのだがC57の単機回送の写真
煙が右に流れているのはバックで走行している。

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こちらは門鉄デフ使用の旅客列車牽引のC57
真夏でもクーラーなどはない。
デッキや窓が開いたままなのでトンネルがオソロシイ・・・・

真夏の日豊本線_b0034897_11032816.jpg

こちらは長い貨物を牽引しているC57
「貴婦人」と呼ばれたC57も不思議と貨物を牽引すると泥臭く感じる。

とにかく暑くてね。
この場所にたどり着くまでが大変でね。
東京駅AM10:00発 EF58牽引の客車急行「桜島・高千穂」
「桜島」は小倉から鹿児島本線、博多、 熊本を経由、「高千穂」は日豊本線、大分、宮崎を経由
グリーン車はディーゼルエンジンの発電機を備えていて冷房付なのだが普通車には付いていない。
熊本経由「桜島」の所要時間は終着駅まで下り25時間43分、上り25時間33分。
宮崎経由「高千穂」は下り28時間20分、上り28時間14分もかけての長距離運転であった。
しかもこの列車は臨時ではなく通常運行のため毎日運転されていた。

お尻も痛いし暑いし、お金の無い私には九州行くにはこの地獄列車しかなかったのだ。
(周遊券で乗れたから利用したのだけど、ブルトレに乗りたかったなぁ・・)
よく熱中症にもならなかったなぁ~。





Commented by genma at 2015-08-09 13:43 x
これまた良い雰囲気の写真だね。(^-^ モノクロはやっぱいいわ。対象が蒸気機関車だからから尚更なんだね。 この目的完遂の粘り腰が人生の基盤なんだね、、、納得です。
Commented by minabozu at 2015-08-09 18:06
モノクロの写真は撮影、現像、プリントまで(パソコンの無い時代)全て自分一人だけの作業ですからから「写真」への愛着が深くなります。パトローネから現像タンクへの移動、現像液の温度、現像時間など慎重に行ってもネガの仕上がりを確認するまで緊張したものです。プリントは楽しくて気がついたら夜が明けていた事もずいぶんありました。
Commented by genma at 2015-08-10 15:23 x
懐かしいなあ、暗室の氷酢酸の臭いを思い出したわ。(^-^ 良い時代だったよね。デジタル写真にも現像作業があるんだって最近知ったんだけど、なんか不思議、現像というよりレタッチがイメージ近いよね。
Commented by minabozu at 2015-08-12 06:36
「現像」像が現れるという言葉ですから、デジカメだと写した瞬間に像が残るので「残像」なんちゃってね。
氷酢酸は本当に冬になると凍るんですよね~。懐かしい・・・
Commented by genma at 2015-08-14 16:13 x
そうそう、なんちゅうんだろ、結晶になるというか、霜柱みたいにパリパリなったよね。 懐かしいな… 現像機器を捨てたのがいつなのかもう忘れちゃってるわ。( ̄▽ ̄;
Commented by minabozu at 2015-08-14 20:43
う~む、弦馬さんは並みのデザイナーでなく写真も詳しいので、あの当時ならば僕らカメラマンには一番手ごわい仕事仲間になり得る可能性があったかも。
by minabozu | 2015-08-09 11:30 | 鉄道.蒸気機関車 | Comments(6)

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