投げ銭ライブ
2014年 11月 23日
場所は北千住「虎や」さん
加藤さんはジャズギタリストの潮崎郁夫氏に8年間師事。入学1年後に稲森康利(P)カルテットに参加
その後、田畑貞一(Ds)カルテット、オールアメリカン・グループ"aka-DIG"などと知る人ぞ知る、Jazz界の大御所のバンドで活躍されてきた方だ。
ヴォーカルのマリア・エヴァさんは、故世良譲、故ジョージ川口、北村英治、西条孝之介と共演したり、ジャズ祭では前田憲男や山下洋輔らとも共演している。
2002年度 日本ジャズヴォーカル賞 優秀歌唱賞、2010年度 日本ジャズヴォーカル賞 大賞 まさに実力派のヴォーカルである。
そんな方々が北千住の居酒屋「虎や」さんでライブを行う。
居酒屋「虎やさん
店に到着すると本日は反対側の入り口から入ってくださいと張り紙がしてある。
なるほど、店中に入ると演奏者が立てるスペースがここしかないのね、納得。
お世辞にも広いとは言えない店内は満員状態だ。本日は満席ならぬ外にイスを出してあるので、スタンドバーならぬ立ち飲み屋状態。
ギタリストの加藤泉さんにご挨拶してビールを注文。
この店はその都度代金を支払うシステムでカウンター席には灰皿がありそこにお金を入れている人もいる。
加藤さんと歓談していると友人のねもちゃんがやってきた。
彼はこのBlogに時々登場してもらっているフライフィッシング仲間であり、ジャズギターも弾く自分と共通の趣味を2つ持っている友人だ。
マリア・エヴァさんのジョークを交えたトークで盛り上がり、加藤泉さんのソロギターで演奏が始まりリクエストにも答えてくれて、あっという間に楽しい時間は終わった。
プロのジャズギタリストは凄い。何が凄いってヴォーカルの要求のキーにその都度合わせて、しかもリズム楽器も何も無い状態でソロを弾いて・・・
自分ならどこを弾いているのかわからなくなってしまいそうである。
ジョー・パスの「ヴァーチュオーゾ」はとても素晴らしい名演奏だと思うが、あくまでギターだけの演奏なので開放弦とかを鳴らしながらの演奏できる。
しかしヴォーカルとのデュオでは要求のキーでそれが出来ないのだ。
ギターはピアノと違い片手しか使えないので相当な技術が要求される。本当に凄いわぁ~・・・
演奏が終わった後は場所を変えて呑む予定だったのだが、「虎や」さんが記念撮影をしてくれるという。
撮影後はお客さんも帰られて静かな居酒屋に戻ったので、ここで終電に間に合う時間までまったりさせてもらった。加藤さんもお酒が相当お好きなようでして「また飲みに行きましょう!」と約束して別れた。
う~む、加藤さん今日のギャラを相当呑んじゃったのではないかと思ったりして(笑)
帰りの電車で腹痛を起こし「八潮」でリーチが掛かり途中下車してしまった。
トイレにも終電にも間に合って良かったけれど、最悪のケースはつくばエクスプレスの快速に乗っていたらやばかったかも ・・・