介護事業
2007年 06月 13日
各局の司会者達は寄って集って「儲かるからやったんでしょ!?」と同じ質問を繰り返す。
介護事業だって儲けて悪いはずもない。不正な保険請求がけしからんのだ。
会社のTOPが責任を追及をされる事は日本では当然の事。
コムスンは傘下の子会社である。本当の意味での大企業ならば子会社の社長や部長クラスが謝罪してお終い。このような責任追及はホリエモンや村上世彰被告と同様でやり手の若手の実業家ばかりである。
■閑話休題
介護事業は儲からないからコムスンの介護事業譲渡をいち早く訪問介護業界最王手の「ニチイ」が一括買収に名乗りを揚げた。しかし一晩経って「WATAMI]「セントケア・ホールディング」「ツクイ」「べネッセススタイルケア」「ジャパンケアサービス」などが名乗りを揚げた。
つまり「おいしい」業界なのでしょう。介護業界ではケアマネージャー(正式名称:介護支援専門員)介護福祉士、ホームヘルパーなどの資格を持った方々が現場で働いている。
その資格を得る為にも介護業界最王手の「ニチイ」はスクールも行っている。
何が「おいしい」のかと言えば、まずホームヘルパーさん。自分が介護を受けるような(失礼!)かなりの高齢の方でも通常のアルバイトより高収入を得る事が出来る。
これからは老人が確実に増えるので仕事はなくならない。
おまけに保険制度のおかげで取りっぱぐれはない。
介護保険が始まって僅かな年月しか経過していないのに事業所はドンドン増えていく。
慈善事業ではないのだからね。国が丸投げした介護事業。健康保険とセットで徴収されるのだが、介護を受けるかどうか本人の意思なんか全く聞かないで始めたわけね。
そんな意味では強制的な国民年金と同じなのよね。
ではその内破綻するんかいな?
否!だから民間人が競争で利益争奪戦をしているのだ。