ウエス・モンゴメリーのブルース

ウエス・モンゴメリーのブルース
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Bluesは音楽への一つの入り口であり、極めて行けばとても奥が深い音楽だ。
米国深南部で黒人霊歌とか農作業の際の叫び声や、労働歌などから発展したものといわれているが、
マイルス・デイビスはその様な事を教えている音楽教師を音楽学校で否定している。
そう、彼の父親は歯科医師だからね。

ブルースの発祥はどうでも良いが音楽的な話。
ブルースの基本的な構成として、12小節形式(ブルース形式)で綴られる詩が多い。
12小節形式の基本はA・A・Bの形式をとる。
4小節の同じ歌詞を二度繰り返し最後の4小節で締める。

単純なスリー・コードだけのブルースはロックや日本の歌謡曲の中にも取り入られている。

1950年代からはジャズの影響によって進化して複雑化されたものもブルースだ。
退屈なブルー・ノート・スケールと呼ばれているペンタトニック・スケールだけでは飽きられてしまう。
ツー・ファイブとか半音階やテンション・ノートやテンション・コードが用いられるなど洗練さを加えられてきた。

私の大好きなWes Montgomeryは難解なブルースを弾く。
有名なFried PiesやMissile Blues(ミサイル・ブルース)はイントロからして黒人霊歌とか農作業の際の叫び声や、
労働歌などとは程遠い。というか、まったくそのようなイメージが無い。皆無である。
Missile Bluesのイントロのディミニッシュ・コード。
ウエスはディミニッシュ・コードを多用するが11連発は究極のディミニッシュ漬け(笑)
聴けば分かるが非常にカッコイイ!しかもソロがまさにミスター・ジャズギタリスト!

Twisted BluesとWest Coast Blues
West Coast Bluesはとても有名なウエスのB♭のブルースだが、裏コードもあるしソロを弾こうとなると
かなり難しい・・・
Twisted Bluesはブルースなの?というか、この曲にソロは相当な上級者でも大変そうだと思う。

どちらも譜面はあるのだが、この譜面を見ながら弾くとWes Montgomeryはとんでもない天才だと理解できると思う。
素晴らしい旋律を単音からオクターブ奏法、コード・ソロをこの難解な曲にグルーブさせて弾くなんて信じられない。

まさにインクレディブル・ジャズ・ギター!




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by minabozu | 2017-08-15 13:49 | おんがく | Trackback | Comments(0)

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