我が家のウェルシュ・コーギーの目の色は緑色

犬の目と視細胞

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我が家のウェルシュ・コーギーの目の色は緑色だ。
虹彩の色は茶目なのだが瞳孔の色は緑色皮膚や毛と同様、メラニン色素の量や分布によって変化する。
人と同じ様に、寒い地方が原産の犬種はメラニン色素が少なく薄い色、暑い地方の犬種は濃い色になる傾向があるそうだ。フラッシュで撮影すると、瞳の部分が目が赤や緑に光って写るのはフラッシュ光が網膜で反射して見える光の色だ。
コーちゃんは白内障も始まっているね。008.gif

赤目になるのは人間と同じ様に網膜の後ろにある脈絡膜の色であり、人間と違い犬には網膜と脈絡膜の間にタペタムという緑色の反射層があり、ここに光が当たると緑目になる。タペタムがあるのは網膜全面積の半分ぐらいで、赤目になるのはタペタムのない場所に光が当たった時になる。 また暗闇で犬の目が光って見えるのはタペタムに光が反射しているため。
網膜にある光の明暗を感じる視細胞が人の7~8倍あり タムタペがあるので犬は暗い所でも目が人間より見えるのだ。犬の目は瞳孔間が広いため視野が広く、人の180度に比べて250~270度位であるが、両眼視によるを立体視は範囲は人の120度に対して100度位と言われている。

色覚は犬は白黒しかわからないと言われていたが、最近は人間程ではないが識別が出来る事が分かってきた。光のスペクトルの「赤・橙・黄・緑」の範囲が黄色として、「青・紫」の範囲が青として認識されている様だ。
視細胞には「捍体(かんたい)細胞」と「錐体細胞(すいたい)細胞」がありそれぞれ役割がある。
捍体細胞は薄暗い場所で働く視細胞で色を感じる事は出来ない。
錐体細胞は明るい場所で働く視細胞だ。物体から反射した光の波長を読み取り色を認識する事が出来る。
人間の目は片眼での網膜上に約1億2000万個存在している。捍体細胞は黄斑部(一番視力の良い場所)自体には少なく、黄斑部を取り巻くように網膜全体に広く分布している。
一方の錐体細胞は片目の網膜上に約600万個存在している。捍体細胞よりもかなり少ないが黄斑部に密集している。錐体細胞は黄斑部から離れる程少なくなり黄斑部のさらに中央部分である中心窩は錐体細胞のみが存在してる。
黄斑部の中心窩から離れると視力は低下していく。錐体細胞と捍体細胞は同時に働く事がない。
明暗によってどちらの視細胞が働くのだが、例外としては夕暮れ時などに両方の視細胞が働く事もある。
その他暗い場所でも一定以上の光があれば色を感知する事が出来る。

さて犬は、光の明暗を感じるこの捍体細胞が人間より多くある代わりに、色を見分ける錐体細胞が人間も10分の1位しかないのだ。夜間の狩りに必要な視力を得るためにその様に変化してきたのであろう。
 
おまけ

多くの魚類は4種類の錐体細胞を持っていて人間が見ている光の3原色に加え、近紫外線に反応する錐体細胞を持っているので、4つの原色によって表現される混色の世界を見ているらしい。
ただし、錐体細胞の数などの条件によって色の見え方も違ってくるので、錐体細胞の種類がいくら多くてもその数などが十分でなければ、人間以上に豊かな色彩を認識しているかは分からない。
浅い淡水や海の沿岸部に住む魚類には色を区別する錐体細胞を持つ種類が多い様だが、光の無い深海魚類は、桿体細胞の数を増やし、色の判別よりも明暗によって物体の輪郭を把握する能力を発達させている種類が多いとの事だ。
つまり、視力とは環境により生存するために有利な様に進化してきたのだな。

人間も年を取るとと老眼になるのだが、近くを見るため白内障になり水晶体が膨れてきて凸レンズ作用が起きてくのかな?これは進化でなく老化であるのだが・・・
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Commented by genma at 2015-06-07 21:09 x
知らないことばかりだぁ、、、( ̄▽ ̄;) 犬が人間の1/10の色しか判別できないことも、魚には4種の錐体細胞があることも、、、ビックリしたわ。どもどもでした。(^_-)-☆
Commented by minabozu at 2015-06-08 07:33
視力や知能は人間が一番優れていると思いますが、聴力や臭覚は犬の方が優れていますし、他にも道具を使わなければ運動能力では人間は他の動物に比べあまり優れてはいないみたいですね。
Commented by genma at 2015-06-08 13:29 x
確かに、、、その通りですね。 トータルでナンボの能力といった感じ。ハンサムコーちゃんも白内障なのね…同病なんだなぁ。 わたしゃ最近眼が特にダメダメです。( ̄▽ ̄;)」
Commented by minabozu at 2015-06-08 20:18
僕にも白内障はありますよ。その年齢まで生きてこられた事に感謝です。犬にも白内障の手術や眼内レンズもありますが手術後の寿命を考えますと何の為の手術かわかりません。魚を焼くと眼が白くなりますよね。で、これは蛋白質の熱による変性なのですが、卵白と同じ様に人間の水晶体も熱が加わると白濁して硬化してきます。熱による変性でなく同様な変化は長年の紫外線による蛋白質の変性で白濁を・・なんてつまらん話ですな。長生きしようねと、弦馬さんにもコーちゃんにもさとちゃんにもねもちゃんにも和田君にも思っている今日この頃ですわい。はは、コーちゃんの後の順番の方はごめんなさい。(爆)
Commented by xsnemo at 2015-06-09 00:23
内容の濃さに脱帽です。
何時間くらいかかるもんなんでしょう、
書き上げるのに。
Commented by minabozu at 2015-06-09 06:31
xsnemoさん
話が違う方向に脱線してしまいエンデイングに苦労します。(笑)
Commented by genma at 2015-06-09 22:21 x
xsnemoさん、どもどもです。ほんとにそう思うよね。(^-^) なんたる博識なんざんしょ。長生きできるなら五体満足でありたいけど、、、すでにコツポン。お互い頑張らねばね。(^_-)-☆ ありがとう。
Commented by minabozu at 2015-06-11 06:13
40代中頃からフライのアイが見づらくなってからは眼の衰えを感じ、50代からは体力の衰え、最近は記憶力の極度の衰え。補えるものは道具に頼るしかありましぇん。
by minabozu | 2015-06-07 09:53 | 気まぐれ日記 | Trackback | Comments(8)

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